鳥の飼い主への十戒
(鳥の視点から)ジェーン・ホランダー
 1.私は10年かそれ以上生きるでしょう。飼い主と別れるのは大変辛いのです。
   おうちに連れて帰る前に、その事を思い出して下さい。
 2.あなたが私に望んでいることを、理解する時間をください。
 3.私を信じてください − それが私の幸せにとって重要なのです。
 4.長い間私に対して怒らないでください。罰として閉じ込めたりしないでください。
   あなたには、仕事と娯楽があり、友達もいます。私にはあなたしかいないのです。
 5.私に時々、話しかけてください。
   あなたの言葉が理解できなくても、話しかけてくれれば、あなたの声はわかります。
 6.あなたがどのように私を扱っても、私はそれを忘れません。
 7.私を叩く前に、私にはくちばしがあって、あなたの手の骨をたやすく噛み砕いてしまうことも
  できるということを思い出してください。でも私は噛みません。
 8.私を協力的でない、ガンコ、だらしないと叱る前に、そうさせる原因があるかどうか考えてみてください。
   たぶん、適切な食べ物をもらっていないか、ケージにいる時間が長すぎるのです。
 9.私が年老いても、世話をしてください。あなたも年をとるのですから。
10.私が最後に旅立つとき、一緒にいてください。
   “見ていられない” とか“自分のいないときであってほしい”なんて言わないで。
   あなたがそこにいてくれれば、どんなことも平気です。あなたを愛しているのだから。

CAP!さんからご承諾を頂き、お借りしました。無断転用はご遠慮ください。

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「ふくといっしょ。」